英語:Sovietization of Yugoslavia and Albania
最近は仕事とプライベートともに英語を話すことがほとんどないので、英語力の低下がはなはだしい。やはり意識的に継続せねば、そして継続するには日ごろの仕事は業務効率化せねばな、と思う。そして最近の投稿につながっているのですが、このブログって当初は英語・ドイツ語(時間が取れてないが、キープのための勉強は続けてます)のためだったので、語学に関連する記事も投稿しないとな、と反省中。
突然だけど、英語を勉強するには最近Youtubeが非常に良いです。
前までは英語の勉強といえば、英語の勉強のために作成された動画を見ることだったんだけど、ここ数年で英語の字幕(自動生成)がかなり改善されており、かなり読むことができる水準になっているのと、そもそもとして、字幕が整備されている動画が増えてきているためである。もちろん、いわゆる「英語の勉強」系の動画にも非常にいいのは多いけど、内容が英語の勉強のためもう聞いたよ、ということも多い。その点知識に紐づいていると、その分野に興味があれば飽きるということもないので継続しやすいためである。
その中でも、最近はまっているのは下記チャンネル。
※チャンネルそのものを貼り付けられないのでこれで。
https://www.youtube.com/channel/UCCGvq-qmjFmmMD4e-PLQqGg
このチャンネルでは冷戦の背景・各地域の動向をまとめており、非常に勉強になることが多い。東アジアのアメリカの日本統治や朝鮮戦争など学校で勉強できることから、東欧地域(歴史的にロシアの影響を大きく受けており、したがってソビエト連邦・共産党の影響も強い)や北欧地域(ロシアとの国境を面しているが東西の最前線でないため政治的に特殊な状況が生まれやすい)などのあまり勉強しないところまで、まとまっている。
例えば、以下動画。
Sovietization of Yugoslavia and Albania - COLD WAR DOCUMENTARY
ユーゴスラビアとアルバニアのソビエト化(Sovietization)の話。
この地方は19世紀後半のオスマントルコ(Ottoman Empire)の衰退に伴う政治権力の空洞化が発生し、そこに大国の拡大政策と相まって、特にロシアとオーストリアの政争圏内になった場所。第一大戦の引き金を引くサラエボ事件(オーストリア領)が起きた場所もここである(以下地図参照)。
詳しい話は種々読み物もYoutubeにあるのでそこを参考にしてみるといいが、要するに、大帝国の支配下で多民族が居住する地域は、大帝国の力が衰退すると重石が外れたように混沌とする、という典型例(epitome)な地域。
動画では、以下国家の第二次大戦中の政治闘争から、冷戦体制が構築されるまで(1950)序盤まで)を解説している。
〇Yugoslavia : 当時存在した連邦国家
(クロアチア、セルビア・モンテネグロ・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア・マケドニアの6つとコソボ自治州とヴォイヴォニア自治州で構成された)
→ 当初ソ連と密接な関係を気付くも、独自の共産主義路線(market communismと別動画で説明していたが、一部私有権を認めている。動画内で解説)を進めつつ、地域大国(regional power)となることに反したソ連との対立とコミンフォルム(Cominform : 動画中では、the international forum for communist parties around the world and the spiritual successor to the pre-war Comintern(コミンテルン)))からの追放による独自路線を構築するところまで。
〇Albania : 以下地図参照。
→ Yugoslaviaの影響を大きく受けていた事実上衛星国家だったが、Yugoslaviaのコミンテルン追放(expulsion)に伴い、影響を排除しソ連と密接な関係を構築するところまで。
英単語で気になったのは以下で文と記載してます。
albeit : ~にもかかわらず
Tito introduced a centrally planned economy albeit with some diffecences while factories were nationalized workers were entitiled to certain percentages of any profits.
ティトーは計画経済を導入した、多少の違いはあるけれども。
reprimand : 厳しく叱責する
when Moscow found out about these talks representatives from both Bulgaria and Serbia were called to Moscow and reprimanded for the negotiations.
acquiesce : いやいや従う
the unification plan fell through as the Bulgarian delegation acquiesced to the Soviet position.
arable : 耕作に適した
land reform were also being implemented about half of the arable land
confiscate : 没収する
land was confiscated from people
sway the realm: 領土を支配する → under the sway of の勢力圏下に入る
the country, Albania, was heavily under the sway of its much larger neibouring country, Yugoslavia.
expultion : 除名、排除