Melancholia

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仮説力の重要性

最近参考にしている内容


【エリートの仕事術】仕事力とは「仮説力」である

 

当方技術者であるが、技術開発の考え方も要するに以下である。
1.データ取得前に仮設を立てる
2.仮説からデータ確認
※技術データの場合、何を以て検証完了、というかはかなり難しい課題。
 
★超要約★
1:以下が重要です。
 〇仮説を立てて、調査をする。
 ×調査分析をし、仮説を立てる。
2:仮説ファースト以下の4ステップで進める。
 1.企画・提案を考えるときは、調査分析をする前にまず自分なりに仮設を立てる
 2.仮設は、問題仮設と解決仮設をつくる
 3.仮説を立証するために、調査分析をする
 4.もし仮説が崩れたら、仮説を組み直す。

3:自ら問い、仮説を作り出す方にシフトしてほしい。

★例:ある二人のコンサルタントが赤字のラーメン屋を立て直す★
 売上をあげるか、コストを下げるかしかない。
 客単価×客数(新規orリピーター)
 変動費×客数 + 固定費
 
 最終的な提案としては、客単価をあげる、客数をあげる、変動費を減らす、固定比を減らす しかない
 新人Aさん:
 場所に行って、いろいろな回りの問題がいっぱいある。調べる情報が際限が無い。
 顧客データ、お店の収支、業界のトレンド、業界、地域情報。
 集めても集めても、解釈は多種多様。
 とりあえず、調査。確認。ヒアリング。
 Bさん:
 売上をあげるか、コストを下げるかしかない。
 客単価×客数(新規orリピーター)
 変動費×客数 + 固定費
 
 最終的な提案としては、客単価をあげる、客数をあげる、変動費を減らす、固定比を減らす しかない
 Bさんはオーナーの会話より仮説を立てる
  〇問題仮説
 赤字の転落は客数が減り、
 客数の減少は、魅力的かつ安い周辺飲食店の増加。
 チェーン店との相対的な客層が被る
 新規顧客の減少
 〇解決仮説
 新規顧客の増加のため、外国人旅行客集客強化
 なぜなら
 チェーン店には太刀打ち負荷
 老舗という価値が優位性になること
 〇調査
 客数の推移
 三年前と現在の飲食店の分布
 リピート客の変化について調査
 〇解決策に向けて
 渋谷駅周辺の外国人旅行者数
 海外レビューサイトでの評価
 老舗の方が外国人旅行客に人気であるというデータ