Melancholia

言語(英独他)、読書感想、仕事など思うところ

仕事で読書

以下、本の感想。

 

多動力 堀江貴文

最近仕事に追われることが多い。ヒントになればよいと思い読了。

わくわくしないことに時間を使うのは無駄、が根底にある。

わくわくすることをたくさんする(多動)のために、無駄な時間を極限まで減らすのをどうすればよいか、がこの本の骨子。

 

〇以下得られたヒント

・はまる仕事に没頭し、はまらない仕事は、まずは自分がやるべきことか、整理する。

・隙間時間を活用 スマホをつかう。

・適度に適当に(バカまじめさは不要)

・他人の時間を奪わない、他人に時間を奪われない。

・気合より一工夫で短時間でできるように。

・リズムよく仕事。リズムを乱さないこと。

・準備なんてして時間つぶすくらいならやってから修正しろ

・毎日新しいことにテンションをあげているか?

 

リーマンエンジニアでも上記はためになる、というよりはリーマンエンジニアこそ上記を気にし業務改善することで、新しいこと→わくわくすることができるようになる、はず。それにしても、テンションあまりあがっていないな~、反省して次へ行かねば。

なお、本に記載の会議の三原則

 1.解決したい問題を明確にする

 2.必要な情報を集める

 3.感情論を排し、ロジカルに判断する

は当然会議にも役に立つが、自分ひとりの業務としても同じと思う。最近やっとこの3つみたいな考え方に行き着きつつあったが、言語化されていてすっきりした。つまり、個人の仕事の仕方も結局は1、2、3それぞれのフェーズで人と相談しつつ、3をする(必要に応じて3を上に説明する)だけだな、と。

これをやっと自分自身で試行錯誤の中でできるようになり、業務の進め方が改善したきがする。

仕事を始めて中堅に入っている年齢になったからこそためになった本。

 

職業としての学問 マックスウェーバー

学生の時以来に読む。以下だけでも相変わらず厳しすぎる笑

学問とは、

事実の確定 価値と行為

では前者に属し、あくまでも

教師でなく指導者を求め、事実の分析でない体験を与えることはできない。

個性や独創性は人にではなく、人の仕事の中にこそ現れるのであって、俺はかくかくしかじかの人間だ、という人に個性は現れない

 

超要約すると、

「学問に学問以上のことないから甘えんなボケ」

ってところでしょうか。。。笑

 

 

 

fordern / verlangen @ドイツ語基本単語

fordern ってよく使うわりには、しっかり覚えずらい初学者なかせの単語。

英語で面白い記事が書かれていたので紹介。

yourdailygerman.com

fordern / verlangen : demandが主な意味。

英語だと、furtherやforwardが同じ語源より来ているとのこと。

verlangenもdemandだが、より広く使用されるとのこと。 

Ich fordere eine Erklärung von dir. 

Ich verlange eine Erklärung von dir. 

どちらも使用はされるが、上の方がフォーマルに聞こえる。

 

もっと抽象的な表現でも使用される。

Die Flut hat drei Todesopfer gefordert. 

The flood demended 3 victims. (The flood left 3 people dead. )

(der Tod : death , der opfer victim, Die Flut, flood)

 

Prefixつきの重要な単語は

auffordern : fordern をよりcommonにした感じ。

herausfordern : challenge (demand outside...)

erfordern : require 

 

er-の説明が面白いので載せておく。

Like… “er”-verbs tend to not bother with factual, mundane stuff. They’re a bit abstract and aloof and that’s basically what makes erfordern different from fordern. It’s less direct and the best translation is to require.

事実で(factual)ありふれたことに(mundane)あまり気にせず、抽象的かつよそよそしい(aloof)感じ。

 

この記事では、意味は離れるが同じ語源の以下の単語にも注目。

fördern : 進めるという原義から

 push/support

 encourage

 transport

 などなど

befördern

 promote

 transport (more sound technically)

 

言語学習者向けサイトでも以下のような記事(これはドイツ語)

DEIN WORTSCHATZ, 26. Fordern- erfordern- auffordern

違った側面より説明してますね。

思ったより重要な発音記号@英会話教室

最近英会話学校にいるときに思うことだが、発音が苦手な人が多いように思う。

例えば、

I think / I sink

といった感じ。わかっていれば明確に聞こえる間違いが多い。聞くことが多いのが、s/sh, a(lack/luck等の実際は発音が違うが日本語にするとアの音)で, L/Rの発音違いよりも多いような気がする。

 

自分の感覚だが、大人になってから学習する人は発音記号を勉強した方がよいと思う。

自分が勉強したのは、有名な下記サイトから。

www.bbc.co.uk

www.bbc.co.uk

違いを知らなければ、違いを聞き分けることはそもそもできないので。

きれいにまとまっているのでお薦め(英国/米国の違いなんて気にする必要はなし)。

 

ただ、下記のような意見もある。

発音記号を勉強しただけでは、単語を読めるようにはならないし、onlineで音声データが付随した辞書も多いので、単語の発音を知る上では重要ではなくなりつつはある。だが、英語を母語としない(つまり、英語の発音体系には存在する発音が無い日本語のような)外国語話者は、発音体系の違いを理解するためにも、一度勉強した方がよい。

 

www.youtube.com

brethren @ 本日の英単語

brethren : 信者仲間、会員、同業者仲間

 

覚えにくい単語でかつ使わなそうですね。

ただ、単語の形が面白いので取り上げました。

もともとは、兄弟という意味だそうです(brothers)。確かに似ていますね。

brotherという単語が使われるようになってから、段々と上記のような意味に限定され手使用されるようになりました。

また、単語そのものは複数形なのですが、似たような複数形は身近な単語にありますね。

children :子供たち

ですね。こう見ると、brethrenも思ったより覚えやすい単語なのかもしれませんね。

 

なお、同じゲルマン語派に属する、ドイツ語の複数形は-en/sとありますが、確かオランダ語は-enでほぼ統一されていますし(はず…記憶が曖昧笑)、英語も古英語、中英語の時代は-enで複数形を取る方が優勢だったそうです。文法規則の簡素化に伴い、-sを取る方が主流になっていったとのことです。

あと、ゲルマン語派、という単語ついでですが、同語族の言語はcognate languagesと書くそうです。cognateという単語も滅多に見ないですが、

cognate families 同族家族

とかを読み書きで使えるとスマートですね。そうなりたいです。

 

 ●英語の歴史を英語で勉強するなら、以下をお薦めします。

一度通読しました。

勝つ 負ける 勝負の世界@ドイツ語

そういえば、基本的な強変化動詞を調べた際に、人生において?結構重要な勝ち負けに対して調べてなかったですね。

 

●勝つ : gewinnen - gewann - gewonnen

www.dw.com

2年以上前のEmanuel Macron の選挙のときですね。「ヨーロッパを守り、選挙に勝つ」今読み返すと後者はともかく前者はどうなのか。

ちなみに守るという意味では

schützen

もありますが、よりverteidigenの方が戦争のような感じな気もするが、ほぼ同じみたいです。

angreifen (attack) - verteidigen 

 

●負ける:verlieren - verlor - verloren

Deutsche Welle にこんなニュース。

www.dw.com

失われた世代、という意味ですね。日本(Japan)もバブル経済崩壊以降の世代のことは失われた10年と言っていましたが、下のwikipediaの記事ではzwei verlorene Dekadenと言ってますね。以下みたいな文章になりますね。。

Als Japans zwei verlorene Dekaden wird die Zeit nach der Kollaption von dem großen Preisverfall und die folgende wirtsshaftliche Stagnation bezeichnet.

物価の急激な下落とその後の経済の停滞は、日本の失われた20年と呼ばれる。

Ushinawareta Nijūnen – Wikipedia

 

●外国語は継続するのは重要ですが、飽きる前に一気に基本事項は目を通した方がよいとのことだったので、1か月弱で以下の文法書は一度通して勉強しました。

backlash @本日の英単語

単語を覚えられないので、一つ一つ調べてみることにした。今日は以下の単語

backlash

について調べてみた。

意味は以下の通り。

A strong negative reaction by a large number of people, especially to a social or political development.

backlash | Definition of backlash in English by Oxford Dictionaries

 

私とある英会話学校(メジャーなところ)に行っているのですが、この単語に出会った際に二人の先生から、似たような説明を受けつつ、若干違って面白いなと思いました。

A (from Britain)

昔の刑罰はむち打ちだった。背中(back)を鞭(whip)で打つ(lash)するから、変なことをしたときの罰が転じて。

B (from the U.S.A)

鞭を打つ(lash)ときに使い方にミスると、鞭がしなって戻ってくる(back)。その際に自分にあたって痛い状況を転じて、negative reactionになった。

 

どちらも間違えているとかそういうわけではないが、二人ともそういうイメージをもって説明しているのが面白い。個人的には後者の方がわかりやすい気がしますが、別に判断する立場でもないので。

 

お恥ずかしい話、lashも抜けていたので復習すると、

lash 

Strike or beat with a whip or stick.

のほかに

Drive someone into (a particular state or condition)

例文 Coldness lashed him into a shiver.

これは鞭に打たれているイメージができます。他に

Fasten (something) securely with a cord or rope.

クレーンとかに荷物を固定することをラッシングと言いますが、このことですね。

上記のイメージとは離れますが、なんとなくある状況に固定化するイメージにつながりそうにも感じます。

ちなみに、海でよく聞くラッシュガードはRashguard : Rash(発疹、かぶれ)で関係ないです。

以下は英単語の変遷などをわかりやすく書いている本でお勧めです

基本的な強変化動詞@ドイツ語

ドイツ語の動詞は活用の仕方によって強変化動詞と弱変化動詞に分類される。弱変化は要はほぼ規則的な活用なので問題ではないが、強変化はいちいち覚えないといけない。これがとてもめんどい。

活用をまとめているサイトはあるといえばあるが、内容が多すぎたりして正直覚える気がしない。特に初学者にとって問題なのが、基本的な動詞だけに注目して、過去形/完了形の活用がまとまっているサイトは少ないことである。なので、これだけは一番最初に絶対覚えておけ、というリストをいっそのこと自分でまとめてみた。対応する英語の動詞も併せて書いておいた方が、正確ではないかもだが自分みたいな勉強始めた人にはやはり効率がよさそうなので合わせてまとめています。

 

■移動

gehen - ging - gegangen : go 

kommen - kam - gekommen : come

fahren - fuhr - gefahren : go, drive

laufen - lief - gelaufen : walk

fliegen - flog - geflogen : fly

bleiben - blieb - geblieben : stay

■上下運動

steigen - stieg - gestiegen : climb

absteigen (go down)はsteigenを参考。

singen - sank - gesungen : sink

fallen - fiel - gefallen : fall

tretten - trat - getreten : go in, put a foot on

■食べる飲む

essen - aß - gegessen : eat

trinken - trank - getrunken : drink

■見る、読む、話す

finden - fand - gefunden : find

sehen - sah - gesehen : see

sprechen - sprach - gesprochen : speak

lesen - las - gelesen : read

reden (talk, speak) は規則的。

■座る、立つ

sitzen - saß - gesessen : sit

stehen - stand - gestanden : stand

liegen - lag - gelegen : lie

schlafen - schlief - geschlafen : sleep

■take, bring, give 

nehmen - nahm - genommen : take

bringen - brachte - gebracht : bring

geben - gab - gegeben : give

halten - hielt - gehalten : hold

ziehen - zog - gezogen : pull

bieten - bot - geboten : provide, offer

■人と呼んで、会って、助ける、助言する

treffen - traf - getroffen : meet

helfen - holf - geholfen : help 

rufen - rief - gerufen : call

raten - riet - geraten : give an adivice to 

■覚えたり忘れたり

vergessen - vergaß - vergessen : forget

merken, erinnern (remember)  は規則的

 

■投げる、当てるなど

werfen - warf - geworfen : throw

schlagen - schlug - geschlagen : hit

brechen - brach - gebrochen : break

schneiden - schnitt - geschnitten : cut

fangen - fing - gefangen : catch 

■服を着て脱ぐ 

tragen - trug - getragen : put on, wear

ausziehen 脱ぐは ziehen を参照。

■開閉

schließen - schloss - geschlossen : close

eröffnenは規則的 

■smell, taste

riechen - roch - gerochen : smell

schmecken (taste) は規則的

■洗濯してかける

hängen - hing - gehängen : hang

waschen - wusch - gewaschen : wash

■その他

schweigen - schwieg - geschwiegen : keep quiet

wiegen - wog - gewogen : measure the weight of ...

messen - maß - gemessen : measure

gießen - goss - gegossen : give water to (flowers, plants etc.)

■特に文法的に重要な単語

tun - tat - getan : do 

werden - wurde - geworden : become

werden - wurde - worden : 受動態を表す助動詞 

lassen - ließ - gelassen : let

scheinen - schien - geschien : seem, shine

kennen - kannte - gekannt : know

wissen - wusste - gewusst : know

 

ちなみに、以下の単語帳を確認して、入っているものだけを記載してます。

何冊か持っていますが、以下が一番勉強しやすいかな。

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